フラッシュ暗算の達人少年から学ぶ、継続力、集中力をつける教育法

2012年1月4日に放送された「天才の育て方TV」で、
埼玉県に住む小学5年生、弥谷拓哉君(10歳)が紹介されていました。

拓哉君はフラッシュ暗算の天才で、4歳の時にそろばんを始め、7歳で史上最年少の10段を獲得しています。
5けたの掛け算を1秒内に暗算、億単位の計算も簡単にやってしまいます^^

このようになるには、単に早くからそろばんを始めれば良い、というものではありません。
拓哉君は、同じそろばん塾に6年間、ほぼ休みなく通い続けているんです!
遊びたい盛りの子供が、暗算が身につくまで集中して取り組むのは至難の業です。

それを乗り越えて、拓哉君は6年間休みなく通い続けることができたのですが、
そこにはお母さんの教育方法にヒントがありました。

自分に負けない気持ちを持たせるという教育方針

拓哉君がそろばんを始めたのは、お母さんのすすめなんだそうですが、
現在も、平日は夕方4時~9時まで、土日は午後から夕方まで通っています。

まさにそろばん漬けな毎日なわけですが、
塾に通い始めると、最初のうちは楽しかったとしても途中から飽きてくることが考えられます。

特に拓哉君の場合は、やり始めたのは4歳ですし、がまんしなさそうですよね^^;

でもお母さんはその辺は厳しく接したそうです。

遊びたいちょっと遊びたいからとか、疲れたからといって休むのはまったく許しません。
頭が痛いと言い出しても、熱も測らない。
たまに測っても、37度あったら子供は大騒ぎしますが、それでも「平熱でしょ?」と言い切る。
そんな風にして、とにかくそろばんに行くのが普通の状態になるように言い聞かせ、
習慣付けてきたんだそうです。

友達と遊ぶのも大切ですが、それは学校で満たしていると考えているそうです。
学校に行くと、朝、20分休み、昼休みがあるので、それで十分という考えです。

他人から見ると厳しすぎる母親に見えるかもしれませんが、
自分に負けない気持ちを持たせるという教育方針を持っていたので、
休ませなかったんだそうです。

ただし、ここまでだと本当に厳しいお母さんですが、家では違います。
普段のお母さんは友達みたいな感じで接していて、とっても仲良しでした^^

拓哉君はマンガを読んだり、ゲームをしたりして、家では全くそろばんをやりませんし、
塾で毎日5時間もやっていることもあり、お母さんも「やりなさい」とは言わないようにしているそうです。

「厳しいお母さんを嫌いにならない?」と聞いても「好きです」と答えていました。

こんな風に、厳しくしていてもそれだけでなくメリハリをつけていれば、
子供から見て「怖いお母さん」という風にはならないようですね^^

そして、単に厳しくするだけでなく、甘えられるところを用意してあげるやり方も上手だなあと思いました^^

ONとOFFの切り替えは、持続力を鍛える

上のように、弥谷家ではONとOFFを上手に切り替えていますが、
このようにONとOFFを切りかえることは、持続力を鍛えることにも繋がります。

脳は、一つのことばかりをずっとやっていると飽きてくる性質があるのですが、
継続させるためにはONとOFFの切り替えがポイントになってくるわけです。

家の中だけじゃなくて、塾と家庭など変化をつけるとON・OFFの切り替えがしやすくなるので、
場所によって変えたりして上手く使い分けると継続しやすく、
これを続けることで、4時間も5時間も集中する力がついてくるのです。

拓哉君はそのような徹底した切り替えを6年間もやっているので、
10歳にしてとんでもない集中力と継続力がついていることになりますね^^

難しくてめんどくさいことを継続して行えば、地頭力が鍛えられる

拓哉君が持っている力は、持続力や集中力以外に、地頭力が鍛えられています。
この"地頭力"こそが、フラッシュ暗算という、大人でもできないことをやってのけているんですね^^

脳科学者の茂木健一郎先生によると、
拓哉君がフラッシュ暗算ができる理由は、背外側前頭前野皮質というところが関係しているそうです。
名前は難しいですが、要するに前頭葉にある脳の司令塔のことです^^

背外側前頭前野皮質は知能指数、つまり地頭の良さに関係しているのですが、
難しくてめんどくさいことをやることで鍛えられます。

そろばんの練習って、難しくてめんどくさいですよね^^;

でも、拓哉君は6年間休まず継続・集中して行うことができたので、
背外側前頭前野皮質が鍛えられたというわけです^^


そろばんは、自分からやりたいと言ったものではないですし、
放課後に友達と遊ぶところでも、ルールを学んだり、他人との付き合い方を学ぶので、
そろばん5時間はやり過ぎ感もありますが、勉強になる部分はかなりありますね。

まとめると、

  • 甘やかしは断固として行わない
  • ON・OFFの切り替えで継続力・集中力が養われる
  • めんどくさくて難しいことをやると、地頭力が鍛えられる

ということが挙げられます。
"甘えさせる"のと"甘やかし"は違いますので、その辺は区別するのも大切ですね^^
その違いは、こちらで書きました。

参考:自分のことが好きになる子供に育てる方法

ぜひ参考にしてみて下さい^^

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