いくら難しい本でも、子供が興味を持ったら読む機会を与える

「ケミストリークエスト」というカードゲームをご存知でしょうか?
化学の知識がなくても遊べる化学結合カードゲームです。

「化学結合のカードゲーム」というと、なんだか難しそうですよね^^;
でもこれは対象年齢6歳以上のおもちゃで、しかも子供が作ったカードゲームなんです!

現在は6万3千部販売し総売上は9000万円以上の大ヒットで、amazonのカードゲーム・トランプ部門 ベストセラー1位にもなったことがあります。

作ったのは、ケミストリー・クエスト株式会社社長の米山維斗くん。
小学6年生の時に起業して現在(2013年時点)14歳で、筑波大学附属駒場中学校に通いながら社長を務めています。
ケミストリークエストを作ったのはなんと小学3年生の時!
すごすぎますね^^;

維斗くんは「TED」にも出ています。

維斗くんの天才ぶりを発揮する幼少の頃のエピソードもあって、5歳の時、母親がスーパーでお会計をしている時に財布からお札を出した瞬間、一瞬でお釣りを計算してその数字を叫んでいたことがあったそうです。

さらに小学2年生の時には、宇宙がテーマのDVDを見て母親に、

「宇宙人っているのかな?」

と質問。そしてそのあとすぐに、

「地球だと生命の基本となる分子は炭素だけど、宇宙ではケイ素に置き換わる生命の存在もあり得るね」

と、とても7歳とは思えない考察を見せたりすることもあったのだとか。

なぜそのような子に育ったのでしょうか?
その秘密は、維斗くんの本棚から垣間見ることができます。

興味があれば、大人向けのものでも買い与える

子供の頃から両親に質問攻めをしていた維斗くん。
両親はその疑問に対して出来る限り答えていたそうです。

そして両親のポリシーはいくら難しい本でも、本人の興味があれば読む機会を与えるということ。

父親は、維斗くんの疑問を解決するためにも様々な本を図書館から借り、それは維斗くんに自分で選択させていたそうです。
最初は宇宙に興味があったものから次第に天文学、古生物学、鉱物学、化学と色々なものに興味を持つようになります。
その興味の広がり方は、上で紹介したTEDで本人が語っている動画を見ればわかります。

それによると、興味を横に広げるだけでなく、一つのテーマを縦に深堀りして知識を蓄えていく中で、関連する他のものに興味が出てきたら数珠つなぎで深堀りしていく、という感じですね。

維斗くんが興味を持ったことから両親が与えた難しい本、というのはどういう本でしょうか?
例えば、維斗くんが小2の時に元素に興味をもつようになったので、科学雑誌「Newton」を与えていたそうです。
こういう雑誌ですね。

そして小学3年生の時の愛読本はこの本。

高校の化学の参考書です。

与えるのは本だけでなく、JAXAのキャンパスの一般公開に遊びに行ったりなど、できる体験はどんどんやらせていたようです。

このような、年齢とかけ離れているような難しい課題を与えることはどうなのか?
脳科学者の茂木健一郎氏によると、難しい課題をクリアするとドーパミンが出て脳が発達するので、脳には良いのだそうです。


普通はこういう本を小学生に与えようとは考えないかもしれません。
でも「それは子供には難しいから」と、大人が勝手に判断するのではなく、興味があるのなら与えてみるのも良いかもしれません^^

もちろん最初から難しそうなものには興味は持たないでしょう。
最初は図鑑やDVDなどを利用して、どんどん知識を蓄えていけばその中で疑問を持つようになり、そこから新しいステップに行くのだと思います。
そういう段階まで来ているのなら、難しい本でも興味を持つのでしょうね^^

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