高橋大輔選手から学ぶ、「悔しがる」ということ

ちょっと前に、学芸会のシンデレラを全員でやる、
みたいなことが話題になっていましたよね^^;

シンデレラに選ばれなかった子が落ち込んでしまうということと、

「なぜうちの子がシンデレラじゃないんですか!」

みたいなことを言う親に配慮したとか、そういう理由だったそうですが、なんとも滑稽な話です。

そしてこのようなことをしていては、子供の才能をつぶしてしまいかねません。
子供の悔しがる機会を潰してしまっているんですね。

悔しい思いをするというのは、その瞬間はつらいことですが、才能を開花させることを考えると非常に重要です。

悔しい思いがきっかけにメダルを獲得した高橋大輔選手

フィギュアスケートの高橋大輔選手は、バンクーバー冬季オリンピックで銅メダルを獲得しました。

以前から実力があったので、メダルを取って当たり前な感じがしていたのですが、
アクシデント、高い壁、敗北を乗り越えての結果なんだそうです。
準風万班に見えたのですが、決してそうではないんですね。

子供の頃から泣き虫で小心者で、今も変わらないんだとか。

ジュニアの大会では持って生まれた才能だけで特に苦労もなく活躍したそうですが、
シニアになると、周りのレベルの高さから成績が伸び悩んでいたそうです。

でも、勝つことへの執着心がなく、悔しいと思うことはなかったとのこと。
練習では出来ても大会になると幼い頃の気の弱さがでて、実力を十分に出し切れないということが続いたそうです。

そんな中、2006年のトリノオリンピックが開催されました。
高橋選手も期待されていたのですが、周囲のプレッシャーに負けて、結果は8位。
しかし本人は特に敗北感を味わっていなかったんだそうです。

この時までは、自分ができる範囲でやれば良いという感じだったんでしょうね^^;

しかしそんな中、普段から同じコーチに指導を受けていて、練習も一緒に行うなど仲が良く、オリンピック中も一緒に行動していたそうです。
そんな仲の良く身近な存在だった荒川静香選手が、金メダルを取って脚光を浴びました。
それに引き換え、誰にも見向きもされない自分に、始めて悔しさを味わったそうです。

高橋選手はそこから金メダルを意識したことで、バンクーバーの結果に繋がったんです^^

猛練習を繰り返し、
「こんなに練習しているのは自分しかいない」
と自信を持つようになった結果なんですね。

悔しがると才能は開花する

人は悔しい思いをすると、それを乗り越えようとして、「やらなければ!」という思いが強くなります。
それによって決断力が高まり、計画性を持つようになるわけです。
そうなってくると、目標達成も近いですね^^

そしてその、「悔しい」という思いは、特に20歳前後に経験していると良いようです。

悔しいことを乗り越えていく中で、脳が変わって、前向きになってくるそうです。

ライバルを持つこと

高橋選手が変わったのは、身近な荒川選手がメダルを取ったということも、脳にとっては重要なんだそうです。
そこに、悔しがるということを強くなる仕組みがあるんだそうです。
それは、人間の共感機能

通常、動物は自分が褒美をもらわないとその喜びは実感できません。
仲間が褒美をもらっても、自分とは関係ないので実感できないということですね。

一方、人間は他の人が称賛を浴びても、自分のことのように感じることができます。
なので、一緒に喜んだりすることができるのですが、そこで、実際には自分が称賛を浴びていない場合、悔しがったり、嫉妬したり、羨望の目でみたりすることができるのもこの共感機能があるからです。

なので、それによって悔しいという思いを強くすることができるんですね^^

悔しい思いをすることは、才能を開花させることでもありました。
なので、ライバルが活躍することは、自分の才能を開花させることでもあるんですね^^

島田伸助さんがよく
「同期に恵まれているというのは幸せなこと」
と言いますが、それも同じことですね^^

周りの人がやりたいこと

頑張ってもかなわなくて、悔しい思いをしている子供、仲間がいる場合、
やってほしいことと、やらない方がよいことがあります。

まずはやらない方がよいことから。
それは、変に慰めたり、アドバイスをすることです。

例えば子供が運動会で負けた時、そのようにしてしまうと、子供はやる気を失ってしまいます。

逆にやってほしいことは、一緒に悔しがることです。

脳は共鳴現象があるので、子供の才能を伸ばすことを考えると、一緒に悔しがると、子供もまた一層悔しがりますので、
今度こそはという思いが強くなります。

チャレンジしたことに対して思うようにいかなかったら悔しがり、次のチャレンジでレベルアップしている子供を育てたいですね^^

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