よく、赤ちゃんの脳の発達を考えて、親が赤ちゃんにTVを見せていることがあります。
おそらく、TVの映像が切り替わるのが視覚の刺激を促したり、
音が聴覚や言葉の訓練になっていると思ってのことでしょう。
子供にテレビを見せていると、テレビに夢中になってくれるので、
親は自分のことができますし、一石二鳥ですよね^^
でも実は、テレビを見せるだけでは、残念ながら何の訓練にもなっていないんです^^;
しかも、それに頼ろうとし過ぎると、せっかくの成長機会を台無しにしてしまっている可能性もあります><
TVを見せること自体が悪いわけではないのですが、「脳の働きを助ける」というのが目的なら、
それは間違っているんです。
生まれたばかりの赤ちゃんは、脳はまだ完成していないのですが、
触覚、聴覚、味覚、視覚、嗅覚の、五感を通して周りの環境からの刺激を受けて発達していきます。
だから、両親をはじめ、周りの人達は赤ちゃんに触ってあげたり、
話しかけてあげたり、色々な顔をして表情の変化を見せてあげたりすることには意味があるんですね^^
そして、赤ちゃんが言葉を覚えるのは、単に音だけでなく、お母さんの口を見て覚えていきます。
つまり、聴覚と視覚を使っているんですね。
このように、複数の感覚を使うことが赤ちゃんの脳の発達に役立っている
ということが、最近の研究結果でわかってきているんです。
お父さんやお母さんが話しかける時は、自然と優しい言葉で話しかけますし、
コミュニケーションの具合を見て何度もやってあげたり、止めたりすることができます。
触れ合いの中でそういうことをしてあげると、赤ちゃんにも安心感が生まれます。
一方、テレビやDVDの場合は、それがどんなに幼児向けの番組であっても一方的なので、
そのまま受け身で見たり聞いたりしているだけにすぎません。
あまり脳を使っていないんです><
テレビの幼児向けの教育番組は、あくまでコミュニケーションのきっかけだと思った方が良いでしょう。
利用する場合は、それをただ見せてあげるだけでなく、一緒にテレビを楽しんであげたり、
コミュニケーションを通じてサポートしてあげると良いですね^^
新生児の教育は、コミュニケーションに勝るものはありません。
読み聞かせに便利な電子絵本もありますが、
出来ればそれも使わず、触れ合う時間を大切にした方が良いです。
子供がTV以外で遊んでいる時、TVの音声は雑音になり、
遊びの邪魔になります。
大人でも何かをしている時にTVがついていると集中できなくなりますが、
脳の発達が著しい新生児にとっては、ものすごく邪魔になっているんですね^^;
特に0歳児は音に最も敏感な時期ですので、
音や話しかけを大事にしたい時期です。
赤ちゃんの仕事は、色々なものに触れてみたり、聴いたり、見たりすることですが、
TVの音をBGM代わりに使うこともあまりよくありません。
TVはできるだけメリハリをつけて使うようにしましょう。
テレビにしろ、電子絵本にしろ、便利なものを使うのは良いのですが、
どんなものでも、親子の触れ合いの時間を削れるものではありません。
知育玩具も便利ですが、それに頼りきるのではなく、
どんどん話しかけや触れ合いの時間を作るようにしましょう。