子育てコーチングでできる子に育てる!
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子育て本レビュー
年齢に応じた子供との関わり方

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子供が大人になったときに自立した人間になるように育てるには、年齢に応じた関わり方が必要です。


教育コーチとして学習方法のアドバイスを行っているサイタコーディネーション代表の江藤 真規さんの本です。

江藤さんの二人の娘は東大に現役合格していて、その経験を活かして子育てや学習方法のアドバイスをしています。

「勉強ができる」「東大」というと、どういうスパルタ教育をしたのか?と思う方もいるかもしれませんが、この本で学べるのは、東大に入れるような勉強のできる子を育てるためのヒントに限りません。
メインの内容は自立した人間を育てるということです。

なので、勉強に限らず、芸術系だったり、スポーツだったりであっても応用できますね^^

私が一番参考になったのは、年齢に応じた関わり方でした。

子供の年齢に応じて関わる距離を変える

中学生には言えば済むことでも、幼稚園児には手本を見せてあげたり、一緒にやってあげたり、何度も説明したり、一つのことを教えるのには丁寧に接しなければ理解してくれません。

こんな風に能力差のある幼稚園児と中学生では、同じ接し方はしませんよね。

言われれば当たり前のことですが、親にとっては子供は何歳になっても自分の子供。
表面的な話し方などは変えれても、子供のやることを心配し過ぎたり、根本的な態度は変えられない方も多いと思います^^

これを成人するまで続けると、親離れしない子や、逆に子離れできない親などになっちゃうかもしれません^^;

子供に社会で生きていく力を身につけて行くためには、お互いが依存し合っていてはいけません。
自分で考えて行動できる子供になってもらうには、成長に応じて子供との関わり方を変えていく必要があります。

幼少期は何でも一緒に(関わり度100%)

幼少期の子供は、素直に親の愛情を求めてきます。
そして、何をするにも親の助けが必要ですよね^^

なので、できるだけ一緒にいて、ありのままの要求を認めてあげます。
愛情をたっぷり注ぐんです^^

興味を示したものは何でも一緒にやってあげます。
親が教えてあげるのも良いですが、たまには智恵を持った大人というのを忘れて、「こうやってやるのかな?」と知らないふりをしてみたり、子どもに「教えて」というと、考える力を育みます。
そのようにして子供の力を認めてあげたり、褒めたり、自分の気持ちを理解してもらった子は安心して自分に自信を持ち、好奇心旺盛になるんです。
将来、自信の原点になるのも、この時期に育んだ自信ですので、大切にしたいですね。

もう1つ、この時期にやっておきたいのが習慣作りです。

大人になった時の習慣の土台は、この時期どう過ごしたかで変わってきます。
習慣は一晩では作れません。
毎日やっていることが習慣になります。

でも、子供は楽しいと思ったことしかしませんので、簡単にはやってくれません。
だから親は、子どもにとって「楽しい」と思えるような環境を作る必要があるんです。
色々と創意工夫して、どうやったら楽しいか、どうやったらその気にさせるかを考えて子供にやらせてみる。

ただ物を与えたり、やり方を教えるだけだとその時の環境に左右されてイチかバチかになってしまいます^^;
この時期の大きな親の役目ですから、子供の才能とか素質のせいにして諦めていてはいけませんね^^

習慣作りは、親と一緒にいることの多い幼児期だからこそできることでもあります。

小学生は上手に褒めて誘導する(関わり度:80%)

学校に行くようになると、規則や決まりの中での生活が始まって、親子で関わる時間が減ります。
それでも子供はまだまだ親に甘えたくて、関わりを求めているんです。

低学年と高学年では様子がだいぶ違いますが、それでも著者の江藤さんは、全体として80%程度の関わり度はあったそうです。

子供は学校であったことや友達のことを話したがりますから、それはきちんと聴いてあげるようにします。
話を聴いてあげることで、出来事だけでなく自分の気持ちを整理したり、本当の自分の気持ちに気づいたりしているんです。

親としても、学校の様子を知ることができますし、親子の絆は強くなりますよね^^

小学生になると、子供に意見を聞いて決めさせるのも良いでしょう。
親が何でも「ああしなさい。こうしなさい。」と決めていたら、自分で考える能力が育ちません。
そのうち、考えることを止めてしまいます。
そうなると、親にやらされているという気持ちで何でも物事に取り組むようになるんですね^^;

そうならないように、何か約束事を作る時は子供の気持ちを聞き、

「あなたはどうしたいの?」
「あなたはどう思う?」

と意見を聞いて取り入れることが必要です。

「わからない」

と答える場合は、

「じゃあ、これとあれではどっちが良いと思う?」

と、二者択一の質問にします。

「嫌なこと、できないことを教えて」

と、やりたくないことから聞いてみるのもまた一つの方法です^^
自分との約束事は前向きに取り組みますし、なにより決める力を育んでおくのは大切です。

とはいえ、大きな方向性を決められる力はまだないので、将来を見据えた方向性には親が責任を持つ必要があるけど、その範囲内で細かい選択肢は決めさせてあげるようにすると良いですね^^
そうすると、親がガイド役にもなりながら子供は自分で考えて選択する力を育むことができます。

中学受験をする場合は、さらに大きなものが得られます。
もちろん、受験は親と子が「ここで学びたい、学ばせたい」と足並みを揃えて一緒に同じ夢を持つことが重要です。
子供はやる気がないのに親が張り切りすぎていたりしていては、まさに「やらされている」という状態になってしまいます。

中学受験はやることがたくさんありますので、早い人で2,3年生くらいから受験を意識し始めますが、コツコツ続けることで

などが育まれます。
ただ、「合格」だけを求めすぎるとギスギスしてしまいます。
「愛情」はかけても、「期待」をかけては視野が狭まります。
受験の経験から得られたものこそがさまざまな可能性が生まれると思って、その経験を大事にした方が良いです^^

反抗期の中学生には、焦らずに待つこと(関わり度:50%)

反抗期に入るこの時期、子供は自我を確立させようと頑張っているので、気分が乱高下します。
親の意見に逆らって腹を立てたり、キツイ言葉をストレートに浴びせてきたりするので、手を焼きますよね^^;

でもこの時期は、焦らずせかさず、暖かく見守って、必要な時になったら手を差し伸べるのが親の役目です。

その為には、智恵だけでなく、心の余裕が必要になってきます。
余裕がないと冷静な判断ができず、受け止めてあげれません。
オロオロしてはいけないんです。

この時期に力づくで「○○しなさい!」と命令口調で叱るのは逆効果です。

無理に説教をしても、子どもに心の準備ができていなければ届きません。
とはいえ、心の底では意見を求めているものので、意見を伝えるタイミングが重要になってきます。

子供が話したそうな時や、特別イベントがある時、気分の良い時などは、本音が聞けるチャンスです!
そんな時でも、いきなり確信に迫るのではなく、いったん心を緩ませてから話をすると、本当の気持ちを話してくれやすくなります。

とは言っても、実際にやるとなると、どうしても子供の言うこと・やることに腹を立てずにはいられないのが現状かもしれません^^;
そんな時は、

「言っている言葉ではなく、なぜそんなことを言うのか」

に着目すると一呼吸をいて状況を俯瞰することができ、目先の言動や行動に惑わされずに済みます^^
親の心こそ余裕を持つことが大切なんですね♪

高校生の足は引っ張らない(関わり度:30%)

高校生にもなると自分で考えて行動する力がありますから、もはや親は余計な手出しは必要ありません。
むしろ足を引っ張らないことに気をつける必要があります。

この時期の親は、目標に向かって行く子供が全力投球できるように、必要な環境を整えてあげるのが役目です。

例えば、受験生なら栄養面のサポートだったり、無理をしすぎていたらセーブさせるなど、生活習慣の見張りなどです。
ストレス発散のために話を聞いてあげたりするのも良いですね。
部活で頑張ってるなら、マッサージをしてあげるのも良いかもしれません^^
マネージャーのような役ですね♪

そして、子供を信じて待つということも大切です。
後ろに親がついているというのは心強いもので、

「大丈夫」
「頑張ってるね」

と言葉をかけるだけでも力になるんです。

また、高校生の多くは部活での活躍や受験合格を目標としている子が多いと思います。
ありがちなのが、それが終わった時の燃え尽き症候群です^^;

受験などは、大学に受かることが目的ではなく、本当はその先があるものなんですが、目先のことに集中するとついそれが「目標」ではなく「目的」になってしまいます。

目的を忘れてしまうと、大学生活はつまらないものになります。
なので、


「大学に入ったらどんな大学生になりたい?」
「夏休みはどう過ごす?」
「どんな勉強をして、どんな仕事につきたい?」

と、合格後のイメージを持たせるようにすると、さらにやる気を出します。

「手や口は出さず、気持ちを子供に向けて、後は信じる」

という、精神的なバックアップが高校生に必要なことですね^^


子供から目を離さないことは大切です。
大人になるまで目を離さないことは必要ですが、力みすぎていつまでも小さな子供に接するかのように手出し口出しをしていては、子供に主体性を持った考え方は育ちません。

子供の話をよく聞き、それに合わせた接し方を考え、最後は子供を信じる強さを身につけることが親にも必要ということですね^^
すごく勉強になる本でした♪




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