子育てコーチングでできる子に育てる!
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子育て本レビュー
自分のことが好きになる子供に育てる方法

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自分のことが好きな子は幸せになれる!自己肯定感を持つ子に育てる親の接し方とは?


サンタが贈るお母さんの教科書―あなたがママなら大丈夫!という本を、
著者の木下山多さんから直接献本をいただいて読みました。
ありがとうございます。
名前がステキですよね^^

サンタさんは、元々商社マンだったのですが、
「日本を変えるのは教育から」
という、教育に対する熱い想いから中学校教師に転職された方です。

そしてこの本は、気楽に読める本になっていながら、かなり気づきの多い本でした!
こういう教師が増えると頼もしいなあ、と思いましたね^^

この本は、母親の自己肯定感(自分が好きだという感情)を上げることがテーマです。
「自分が好き」というのは、幸せを感じていないと得られない感覚ですね^^

母親が自分の子育てに自信を持てば、母親の自己肯定感が上がり、
そんな母親に育てられた子供には安心感が生まれ、子供の自己肯定感も上がります。

自己肯定感を持った子には「自信」が生まれ、
色々なことに挑戦し、成長していくでしょうし、
子供にそのような感情を芽生えさせてあげるのが、親の仕事の一つでしょう。

では、自信をつけるにはどうしたらよいか?

出来るようになると自信がつくわけですが、
そうなる前に知識をつけることから始まります。
これは、子育てに関わらず、どんなことにでも言えることです。

この本では、子育て全般に関する考え方から、
未就園児から高学年児まで、年代別に子育てのヒントが紹介されています。

また、脳科学にも基づくNLPというコミュニケーション心理学を子育てに使えるようにしていて、読みやすく、実践的にわかりやすく書かれています。

読むだけでも、子育ての楽しさを再認識し、

「よし!次はこういう風にしてみよう!」

という気持ちにさせてくれますよ^^

タイトルでは、「お母さんの教科書」となっていますが、
お母さんだけでなく、お父さんが読んでも勉強になると思いますし、
教育に少しでも関わっている方はぜひ読んでみてほしい本ですね。

この本から得られたたくさんの気づきの中から、
考えたことをいくつか紹介します。

理想的な親が良いとは限らない

子供を育てるには、まずは親が理想的な手本になろう!
という想いを持っている教育熱心な方は多いと思います。
教えるためには、自分ができないと説得力に欠けてしまうからです。

親自身が成長していくことは大切なことですが、
親としての理想像ばかりを追い求めるあまり、
子供の気持ちをないがしろにし、完璧な所しか見せていないと、
子供の心に歪みが生まれる場合があります。

やるべきことは、「何をやっても上手くいく、完璧なお父さん、お母さん」の姿をみせるだけでなく、失敗も含め、上手くいくまでのプロセスを見せてあげることです。

「親も含めて、人間は誰しも必ず失敗もするし、過ちも犯す。
大切なのは、そのことも認めた上で、誤るべきことは誤り、
反省すべきことは反省した上で、同じ過ちを繰り返さないようにする」

これこそが、親が手本として示すべき姿なのではないでしょうか?

何かが上手にできるようになるというのは、「才能」や「素質」だけで決まるものではありません。
成功の裏には、何度も失敗・改良を重ねて少しずつ上手になっていったというバックグラウンドがあるはずです。

それを知らない子供は、「自分には才能がないんだ・・・」と自身を失い、
物事に挑戦する気力を失ったり、失敗を隠したり、自己弁護するようになったりしてしまいます。

そして、自己肯定感が下がってしまうわけです。

また、親自身も完璧を演じようとしてストレスを感じるようになったり、
最悪の場合、イライラを子供にぶつけてしまいかねません。

親も子供も良い思いしませんね><
なので、

というスタンスで接すると、親も子供も楽しみながら伸びていき、
自己肯定感を育むことができます。

「完璧な人間」は存在しませんし、どんなに頑張ってもなれませんからね^^;

「甘えさせる」と「甘やかし」は違う

「甘えさせる」と「甘やかし」は、言葉はややこしいほど似ていますが、
内容は全く異なります。

「甘えさせると自立しなくなってしまう」

と考えている人は、「甘えさせる」と「甘やかし」の違いが認識出来ていないのかもしれません。
以前の私もそうでした^^;

子どもが努力すれば自分1人でもできるようなことを親が手伝ってしまうのは、「甘やかし」です。
また、物質的に求めるものを何でも与えるのも「甘やかし」です。

一方で、子どもが努力しても自分だけではできなかったとき、精神的な「甘え」を求めてきたときに、思う存分そうさせてやることが、「甘えさせる」ということなんです。

「甘やかし」には、大人の都合が入っています。
子供が頑張っているけど、なかなか上手く出来ないでいる時、
助けてあげたいという気持ちからつい助けてしまう、というようなものです。

「助けてあげたい」という気持ちは確かかもしれませんが、
「見守ってあげる」という視点が欠如しているのではないでしょうか?

子供が成長するには、時には手を出さずに見守ってあげる強さも必要です。
しかし、「上手く出来ないでいるのを見ているのが我慢できないのでそれを解消したい」という自分の都合が入ってしまうと、つい手を差し伸べてしまうわけです。

もしくは、子供の可能性を認めきれていないから手を差し出してしまうのかもしれません。

子供が助けを求めてきたときは助けてあげれば良いのですが、
そうでない場合、子どもが成長しようと努力や挑戦するチャンスを失わせてしまいます。
創意工夫したり、失敗する経験が少なくなるので、打たれ弱い人間になってしまうのです。

結果的に、大人になった時に突然難しい問題に当たった時、
解決する力はもちろんないので、自信を失ってしまいます。
それが、親への依存度を高めてしまうわけです。

「甘えさせる」というのは、子供に安心感を与える場を提供するということです。

子どもの話を聴いたり、ありのままを認めて応援してあげるなどで、
安心させてあげると良いでしょう。

ただし、「甘えさせる」と「甘やかす」は、判断が難しい場合があります。
子供は愛情を求めているのに、成長させることに執着してしまい、
手を差し伸べないでいると、放っておかれた感から大きな傷を残してしまいます。

なので、状況をよく見て判断することも必要ですね。

放任主義か過保護か

「子どもは放任で育てるもの」という人もいれば、
「過保護に育てるべき」という人もいます。

ただ、これは2者択一の問題ではなく、どちらも極論に走ってしまうのは良くないのです。

「我が家は放任主義なので」
という言い方をされているご家庭でも、それは「必要以上に細かいことを言い過ぎない」とか「子どもの自主性を大切にしている」という意味でおっしゃっているのであって、本当に「放任している」ご家庭はほとんどないと思います。

本当に子どもを「放任する」ということは、「育児放棄」を意味します。

どちらを提唱する人も、同じ方向性の提唱者でも、人によってその度合いが違いますので、言葉をそのまま鵜呑みにするのは危険です。
同時に本質もとらえなければなりません。

放任主義を主張して上手に育てている人は、
シンプルながらも指針を持っている人が多いように思えます。

多くは、「自由」にはさせるけれども「我がまま」にさせているわけではないのです。

社会の中で「自由」に行動するには、礼儀やマナー、モラル、常識などを理解していなければなりません。
そうでないと、他人に不快感を与えて相手にされませんからね^^;

しっかりとした人格形成をするためには、親が愛情を持って教えてあげることが必要なんです。

しかし、それが偏り過ぎてしまうと今度は過干渉になってしまいます。
過干渉は「甘えさせる」と「甘やかし」の違いが分かれば、
どこまでが過干渉になるのか、線引き出来るかと思います。

物事はなんでもバランスが大事ですね^^


教育の指針のようなことばかり紹介しましたが、
この本には、具体的なコミュニケーションのやり取りもたくさん例に出されています。

NLP理論に沿った褒め方や叱り方なども書かれていますので、
すぐに実践することができますし、迷った時に助けになると思います^^。




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