『東大合格者の半数はリビングが勉強場所だった』という話を
近頃よく耳にするようになりました。

リビングで勉強することで子供たちは、
なるほど~っと思いますよね?
うるさくてもリビングの方が落ち着いて勉強できるなら、
その方が良いように思います。
では、子供部屋は必要ないでしょうか?
それとも、東大合格者の残り半数は個室で勉強していたってことで、
子供部屋で勉強することはやはり基本なのでは?
リビングが良いのでしょうか?子供部屋を設けるべきなのでしょうか?
悩むところです。。。

lucia's room2 / Silly Eagle Books
子供部屋研究の第一人者の北浦かほる教授(帝塚山大学)が
おっしゃるには、必ず必要!とのこと。
それも「なるべく早いうちに子供には個室を与えるべき」と
話しておられます。
それは
「幼い頃からひとりになることは、
人にとってとても大事なこと」
だからなんだとか。
一人で部屋に閉じこもることで、
怒られたことや悲しかったこと、楽しかったことなどを
じっくり考え事や、もしくは空想をしたり、
寂しさを感じたりなど、自分自身のことをを考える時間が生まれますよね。
これが、自我の確立(独立した自己)につながるのだそうです。
さらに自分だけの大切な物をしまって、入ってくる人を自分で選んで、
自分の物を管理する。。。などなど、
自立の過程で大きな役割を果たしてくれるのが、子供部屋(=個室)なのです。
なので、「勉強しないなら個室を与えた意味がない!」と
嘆いたり、「リビングで勉強するなら子供部屋はいらない」なども
的外れな考えだということになります。
いいえ、そうではないのです。
結論的に『子供の才能が伸びるかどうかは
場所の問題ではなくもっと大切なことがある』
だと、教育の専門家、藤原和博さんはおっしゃります。
つまり、勉強する場所はリビングでも子供部屋でも、どちらでも良いのです!
「建てた家や間取り、勉強をする場所で子供の才能が決定されることなんてない」
のです。

子供の勉強場所を悩むのではなく、
親子でどうコミュニケーションを取るのかが
大切なのです。
家族の深いコミュニケーションによって、
人間は育まれるもの。
なので、先の北浦教授が言うには、
「親だけで解決するのではなく、
家族みんなで会議をしてみではどうでしょうか」と語ります。
例えば、今回の勉強場所の問題についても、
「勉強場所について週末に一緒に考えよう!」と前もって予告しておくのだそうです。
すると子供たちは前もっていろいろとアイデアを練ってきますよね。
何をしたいのか?どういう部屋が必要か?家全体をどう使えば良いのか?
みんなで考えると楽しそうですよね。
つまり、
「"場所"の共有することも大切だけど、
本当は"行為"を共有することでコミュニケーションの質は高まる」んですね。
子供の才能をのばしたいばかりに、子供部屋やリビングの一角など、
"場所"を準備して、その形に子供を当てはめるのではなく、
何を行いたいのか?を考えて、親だけで悩むのではなく、
子供も巻き込んで家族で意見を出し合う。
そしてお金をかけずに頭を使って、家の中の使い方を考えてみてはどうでしょう。
これ、とても大切なことですよね^^