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食育
現代家庭に増えている食の乱れが子供達に与える影響

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家庭の食卓では、基礎的な人格を育みます。しかし、現代の過程は食のあり方を軽視している傾向にあります。


今、子供の食生活の乱れに危機感を募らせる教育専門家は少なくありません。
実際、今の日本はあまりにもすぐに食べるものがたくさん手に入るので、「食」というのが軽視されるようになってきています。

簡単に作れる料理だったり、子供の好きなものばかりだったり、子供に偏った食事をさせる家庭が増えているそうです。
そういうことを調査して書かれているのがこの本。

中にはお菓子と食事を混同してしまう事例まで書かれています><
そういう家庭ばかりではないと思うのですが、ちょっと怖い現実ではありますね^^;
子育て中の方だけでなく、これから子供を考えている方にも読んでほしい本です。

今のお母さんは、子育てが大変な環境に置かれています。
昔は三世代家族だったり、地域の助け合いがあったりして、子育ての負担が分散されていたのですが、今はお母さん一人の負担が大きいです。
イクメンのお父さんの手助けがあったとしても、まだまだ手が足りないくらいです^^;

更には、今の親世代は、自分の親から料理を習っていない、家庭の味を継承していない世代でもあります。
クックパッドなど便利なサイトもありますが、料理を作ること自体が大変に感じるのではないでしょうか?

こんなに大変なのに、食事を作っても「これ食べたくない」「美味しくないからやだ」など、子供は平気で言います^^;
だからと言って、食のあり方を軽視していると、大変なことになります。

今増えている食の乱れ、食卓に見られる3つのパターン

子供のことを考えて食事の面でも頑張っているお母さんは多いと思います。
なので全てに当てはまることではないのですが、最近の傾向だと以下の3つのパターンの食卓が増えているそうです。
「たけしの日本のミカタ」でやっていました。

1.一点粗食型

1食が具も海苔も無しの白米だけのおにぎりのみ、とか、青のりがかかっただけの具のない焼きそば、といった食事です。
パスタやラーメンにも具をあまり入れないなど、こうした炭水化物一点のみのメニューが増えているのだそうです。

なぜ入れないのでしょう?
それは、子供が食べないからです。
で結局捨てることになってしまうのが嫌なんですよね。

私も子供の頃、豆ごはんが嫌いでしたが、野菜や肉が味を変えるんですよね。
そういうのを子供は嫌がる傾向があります^^;

2.家族バラバラ型

皆で食卓は囲むものの、食べているものがバラバラ、という食卓です。
例えば、長男は焼きおにぎり、長女はエビピラフ、二女はピザ、という風に、それぞれが食べたいものを選びます。

親がたくさん作るというわけではなく、レンジでチンするだけの簡単なもので、家族がそれぞれ好きなものをあらかじめ用意しているのです。

3.食器省略型

おかわりする時、皿によそうのが面倒だったり、後片付けが面倒なので、食器を簡略化する食卓です。

例えば、焼きそばなどまとめて作ったものをフライパンごとテーブルの真ん中に置いたり、新聞紙を皿代わりにして食パンを食べたり、といった感じです。

最近は簡単に調理ができる商品が増えて、料理にかかる手間や労力が昔と比べて減ってきていますが、変わらないのは後片付けの時間。
そこに時間をかけるのは不合理と考える主婦が増えているそうです。


食卓は心と体を養う場所ですので、こういう食卓の乱れは、正しい判断力のない子供の頃から習慣化すると、後々子供自身が困ることになります。

「いつもこれならまずいけど、たまになら・・・」という考えもありますが、自制できるのなら良いのかもしれません。
1回やってしまったことでついクセがついてしまったり、子供が求めだしたりしたことからいつのまにか回数が増えていたケースもあるんです。
なので、「食に関しては頑張る」と覚悟して頑張った方が楽かもしれません^^

大人のような病気が子供達に増加

上のような食卓異変は、子供達にも重大な変化をもたらしています。
今まで大人にみられる症状とされていた生活習慣病が子供に見られるようになってきているんですね。

非常に病的な肥満の子供が増えてきているということが挙げられるのですが、その一方で、
非常に細い痩せすぎの子供も増えてきているのです。
痩せすぎの子は、特に思春期の思春期の女子に多いですね。

11歳児の肥満・痩身傾向の出現比率の推移
出典:文部科学省学校保健統計調査

11歳の男女の体型のデータを見ると、調査開始の35年前と比べ、どちらも増加しています。
これは、偏った食べ方による栄養的なアンバランス、つまり家庭の食卓の影響が大きいと考えられています。
これから先、今まで子供の病気として聞いたことのない病気も増えるのでは?と危惧されているんです。

偏った食事による栄養不足によって、体がだるくなりやすかったり、頭が痛い、夜眠れないといった日常の体調不良も起こる言われています。
実際、だるそうにしている子供達、増えている感じしませんか?^^;

現代の風潮なのですが、

しつけをすると楽しい食卓が壊れる。それよりも楽しい食卓の方が大事

と考える大人が増えています。
確かに、叱る方も叱られる方も楽しくはないですよね^^;

なので、「一点粗食型」や「家族バラバラ型」のような食べ方が出てきたのでしょう。
でも、必ずしも叱らないといけないわけでもなく、工夫次第ですんなり食べてもらえる方法は探せば色々あります。
当サイトでも少しずつ紹介していきますが、色々試してみて、我が子に合うやり方を見つけるとよいですね^^

きちんと食べさせるしつけをしないデメリットは後々になって大きく跳ね返ってきます。
大変ですが、目の前の「楽しさ」より、生きて行く上で「幸せ」になれるようにするのも親の役目ですからね^^

食の偏りは、心の乱れの原因

乱れた食生活は、精神面でも大きな影響を与えます。

例えば、カルシウムが不足するとイライラしやすくなるのですが、これがいわゆるキレる子供になる原因になっているのです。

他にも、ビタミンB群の不足による集中力の低下や協調性の低下なども招きます。
「疲れた」「だるい」「面倒くさい」といった無気力感も食生活の悪さが原因です。

偏食はもちろんですが、朝食を抜いたりするのもいけません。
菓子パンやインスタント食品で空腹をしのいでいたり、清涼飲料水の飲みすぎたりもよくありません。
こういう食生活が習慣化すると低血糖症も招く恐れがあり、脳の機能を低下させてしまいます。

食の乱れは、子供の持っているせっかくの才能を発揮できない状態になってしまうわけですね^^;

個の食事は家族の絆が弱まる

一人で食事をとることを「孤食」とも言いますが、これは「家族バラバラ型」のように、皆で食卓を囲んでいても一人だけのメニューを食べているのなら「孤食」と言っても良いでしょう。

食卓というのは、単に食べるだけでなく、コミュニケーションの場でもあります。
単におしゃべりをすることだけがコミュニケーションではありません。

昔から「同じ釜の飯を食った仲」と言いますが、同じ内容の食事をとるということは、それだけ家族との信頼関係を築くことになるのです。
「別々の食べ物を食べるだけのことじゃないの?」と思われるかもしれませんが、同じ食べ物を共にするのと別のものを食べるのとでは、心の距離が全然違うんです。

たまにレストランに行くと別々のメニューになるかもしれませんが、家にいる時までそういうことをしていては「孤食」になり、食事がただお腹を満たすためだけのものになってしまうんですね。

逆に、家族一緒に食事をとる子供は「食事を楽しみにしている割合が高い」という調査結果もあります。
そういうところから家族との信頼関係を築き、家族の愛情を受けて健全な心の状態が育つのです。

食の乱れによる人間関係力の低下

食卓でコミュニケーションをとるということは、人との関わり方を考えるということです。
まずは家族の中で鍛えて基礎を築かないと、外に出たら人と関わることが難しくなります。

大人になると、自分の好き嫌いに関わらず良好な人間関係を築かないといけない場合も多々ありますので、人間関係の基礎は子供のうちに磨いておく必要があります。

また、食卓はマナーを教える場でもありますが、「食器省略型」のような食事のあり方は食の軽視に繋がります。

こういうマナーを幼児期から学ぶことは、一生の財産になることです。
食事の場での所作が悪いと、それだけ他人に不快な思いをさせるので、大切な人間関係を築く場面で次に繋がらない・・・なんてことになってしまいます^^;


他にも色々あるかもしれませんが、食卓で学んで成長していることは結構多いので、軽視してはいけません。
基礎的な人格がここで育まれることが多いんです。

なので、塾や習い事に力を入れるのも良いのですが、そこに忙しくなってこういう部分が疎かにならないようにしたいところですね^^

がくぶん 食育インストラクター



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