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スキンシップが育てる 子供の人格形成

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赤ちゃんとお母さんの、肌と肌を触れ合うスキンシップは赤ちゃんの脳に影響を与えます。


「カンガルーケア」ってご存知でしょうか?
カンガルーケアというのは、お母さんが赤ちゃんを
直接肌と肌を合わせて抱く方法です。

カンガルーケアについて詳しく知りたい方はこちら

ちょっと前まで、生まれたての赤ちゃんはすぐに分娩室に連れていかれて、親でも数日経たないと会えなかったりということは普通でした。

でも最近は、すぐにお母さんに抱かせる、つまりカンガルーケアを導入する病院が
8割以上にもなっているんだそうです。

そして、2011年1月27日放送の「教科書にのせたい!本当は怖い世界の真実」で、
カンガルーケアに関連する興味深い内容が紹介されていました。

スキンシップが足りないと赤ちゃんは育たないんだそうです。

肌を触れ合うスキンシップが、脳に影響しているということなんですね。

スキンシップが足りないとどうなる?


PhoTones Works #092 / PhoTones_TAKUMA

1950年代にアメリカで、ある実験が行われました。
アカゲザルの赤ちゃんに対して、
「哺乳瓶がついたミルクを与える針金の人形」と「毛布で包まれた暖かい人形」を与え、
どちらに行くか?という実験です。

結果は、最初に針金の人形でミルクを飲み、すぐに毛布の人形に移ったんです。

この実験から、赤ちゃんは本能的にぬくもりを求めているのがわかるのですが、単に毛布を使っただけの"暖かいだけ"というものでは、欠けているものがあるんですね。

実験が終わった猿はその後、他の猿を怖がるようになって、
いつまでも群れの中に入ることができなかったんだそうです。

つまり、社会性に欠けるわけですね。

じゃあ、人間ではどうなのか?というと、
実は古代ローマ帝国時代に、それを人体実験した、
フリードリッヒ2世という皇帝がいました。

フリードリッヒ2世は、赤ちゃんを母親から引き離すとどう成長するのか?
と疑問を持ち、母親と触れさせず、ミルクだけを十分与えるようにしたんだそうです。

その結果は、全員死亡という結果になったんだそうです!

なぜこのようになったのか?というのは、脳科学的にも説明されています。

皮膚に直接触れることが子供の脳に直接影響を与える


とらちゃんと @motomocomo の疑似親子写真 / yto

生理学の世界では、皮膚は露出した脳と言われています。
肌からの刺激は神経を伝って脳へ伝達されますわけですから、皮膚に直接触れるということは、
子供の脳に直接影響を与えていることになるんですね。

そのようなスキンシップをとると、オキシトシンという成長ホルモンが分泌されます。

成長ホルモンは以下のような働きがあります。

  1. 身長を成長させる効果
  2. 免疫・抵抗力を強くする
  3. 温もりを感じることで親子の絆を深める

その中でオキシトシンは、関係性や愛情など、社会性を育む作用があると言われているんです。

なので、先ほど紹介した猿は、スキンシップがないことで、
オキシトシンの分泌が不十分だったわけです。

これは人間も同じで、たった半年スキンシップをしないだけで、
脳の中の社会性に関係するところと感情に関する部分が委縮するそうです。

教育評論家の尾木ママの話でも、
乱暴になったり自虐的になったりする子の親に話を聞くと、
生まれて半年の間のスキンシップが足りていないことがわかったんだそうです。

なので思春期の頃に、自虐的になることで、
教師や大人、親などから愛情を回復しようとするわけですね。

スキンシップの足りなさを取り戻すには?

上の話を知って、

自分の子が赤ちゃんの頃、スキンシップが足りなかったかもしれないなあ・・

と反省する親御さんもいると思います。
でも、必ずしも生まれて半年でなくても、それを取り戻すことはできます!
それは、

ということをやってあげるんです。
脳科学的には、5歳くらいまでは大丈夫なんだとか。

肌と肌を触れ合うスキンシップは、
赤ちゃんだけでなくお母さんにも良いことですので、
ぜひ大切にしましょう^^




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