キュリー夫人と言えば、夫との共同研究でラジウムとポロニウムの発見し、
ノーベル物理学賞を受賞し、さらに個人でも金属ラジウムの抽出に成功し、
それでノーベル化学賞を受賞するという、2度もノーベル賞を受賞した偉人ですね^^
実は、キュリー夫人の娘、イレーヌも同じく、
夫との共同研究でノーベル化学賞を受賞しているのをご存知ですか?
イレーヌがそのような素晴らしい人物になったのも、
キュリー夫人の教育が関係しています。
子供も研究室で勉強させたキュリー夫人
研究者といえば、一つのテーマに没頭して、
忙しくしているイメージがあるのではないでしょうか?^^
キュリー夫人もまさにそのような感じだったそうですが、
ある日、娘イレーヌがさびしがっていることに気付いたそうです。
そこでキュリー夫人は、研究室で宿題をさせるようにしたそうです。
さらにそれだけではなく、どんなに忙しくても娘に手紙を書き、
そこに数学の問題を載せてやり取りしていたんだそうです。
毎日研究室で会ってても、そこまでやっていたんですね^^
そのようにして、娘の数学的才能は伸びていったそうですが、
その結果がノーベル賞受賞という形で表れていますよね^^
放任主義は間違いであると認められた!
上のように、キュリー夫人は、過保護・過干渉という教育方針をとったわけですが、
実は現在、過保護・過干渉は良い育て方と言われています。
昔は放任主義が良いと言われていましたよね^^
子供は泣いていても放っておけ!とか。
この、『放任主義』を最初に提唱したのは、アメリカのスポック博士。
1946年にアメリカで出版されたスポック博士の育児書は、
日本でも大きな影響を与えたんですね。
なので、放任主義が良いという常識が備わっているのですが、
実は、1974年に、スポック博士自身が、
放任主義は間違いだったことを認めたんです!
今では、子供と触れ合うことが大切であると言われています。
しかも、触れ合う時間ではなく、密度の方が大切とされています。
これは以前話した石川遼君の話にも通じてますね^^
どんなに忙しくて時間がなくても、
子供と接する時にはとことん密度を濃くすれば、
子供は愛情を感じて才能も伸びて行くそうです。
親バカは子供の才能を見抜く
親バカになることは、子煩悩とバカにされることがありますが、
実は大切なことです。
なぜなら、親バカであるということは、
子供の良い部分を見ているということですよね^^
子供を褒める材料をたくさん見つけるわけですし、
子供の何気ない才能に一番気付きやすいのは親ですから、
親バカであるほど才能を伸ばしやすくなりますよね^^
まとめ
- 子供と接する時の密度を大切にしよう
- 過保護、親バカで子供の才能を見出してあげよう