2010年5月2日放送のエチカの鏡で、
眼を鍛えれば脳が育つという内容が放送されていました。

DSの見る力を実践で鍛える DS眼力トレーニングのようなトレーニングをして、
偏差値を上げた予備校や、製品チェックの効率と正確さを上げた企業が紹介されていました。

脳は眼から得た情報を信号として受け取って処理しているので、
眼を鍛えれば全体的なパフォーマンスが上がるというのは納得ですね^^

あのイチロー選手は、子供の頃、車の対向車のナンバーを読みとり、
その両端の足し算をすることで認識機能を高めていたそうです。
身体を鍛えるだけでなく、眼もトレーニングしていたんですね^^

一つなるほど~と思ったことがあったのですが、それは眼の機能の話。
オプトメトリスト(見ること全般にわたるプロセスの専門家)である
特別視機能研究所の内藤貴雄先生よると、
眼には以下の3つの機能があるようです。

  • 運動機能・・・眼を素早く動かし、見たい情報を素早く拾う機能
  • 認識機能・・・視力とは関係なく見たものが何であるかを探る機能
  • 情報処理機能・・・眼から入った情報から身体にいろんな行動を起こさせる機能

眼から入ってきた情報は、脳の情報と照合してそれが何であるかを理解するわけですが、
それぞれの機能が個別に働くわけではなく、一緒に働いて最終的にどうするか判断できるわけですね^^
脳に大量に情報を送ることで脳が鍛えられて処理速度があがって、
仕事の処理速度がアップしますし、スポーツでは判断力が早くなって、
動きに余裕が出てくるそうです。

そこで、それを鍛える手段として、速読や眼のストレッチが紹介されていました^^
速読のトレーニングを教えてくれたのは、
"だから速読できへんねん!"の著者でお馴染み、呉 真由美さん。

以下の3つのトレーニングを紹介していました。

眼を上下左右に動かす

自分の指を両端において、それを交互に見ます。
そして次に上下においてそれを交互にみます。
これを素早くやることで、脳の運動能力を鍛えます。

文章を読まずに、6秒間文字を眼で追う

内容を意識せず、読めないくらいの速さで、文字をただただ眼で追います。
6秒間を3回繰り返します。

同じ6秒間で、文章を読まずにスピードアップ

同じ6秒間でさらに素早く行えるよう、スピードアップします。
同じく3回行います。

以上の練習を30分した後に本を読むと、読む速度が非常にアップするようです^^

このトレーニングは、本を読む人だけでなく、
少年フットサルチームでも取り入れられていました。
おかげで大会で優勝したそうですよ^^

速読は本を読むために使うのだけではなく、スポーツや生活全般に使えるツールですね^^
脳の発達が目覚ましい子供のうちに、速読や目のトレーニングをしておくと、
大人になってから役立ちそうですね^^