本日(2011年2月21日)19:00放送の「たけしのIQ200~世界の天才が日本を救う~」に、
ハーバード大学の政治哲学教授、マイケル・サンデル氏が出演します!

サンデル教授と言えば、この本ですね。

ハーバード大では非常に人気があり、あまりの人気ぶりに
TVを通じて一般公開になった授業をしています。
そういうことは、ハーバードの歴史上初めてのことなんだそうです。

どういう授業をしているのか?というと、こんな感じです。

サンデル氏の講義は、誰でもわかる例え話を使って、哲学について考えていきます。
上の動画でのテーマは「正義とは何か?」ということですが、
電車の運転を例に学生たちと様々な視点から正義について討論しています。

サンデル教授の講義では、「こうしなさい!」という"答え"は用意していないんですね。
人生も同じで、試験のように必ず答えがあるわけではありません。
正解がいくつも有れば、完璧ではないけれどもより良い選択をするような状況に
迫られることもあります。

この講義では、自分の意見と違う意見を含めて色々な意見を認め合い、
建設的に考え、討論していくことで様々な視点を持ったり、
正解はないけれども、何が最良なのかを考えていく力が身につくと思います。

そして今日放送される「たけしのIQ200~世界の天才が日本を救う~」では、
日本が抱える様々な難問題について、
サンデル氏のもと、司会の北野たけしさんはじめ、
日本の芸能人・文化人を相手に授業していくそうです。

その他、サンデル氏以外にも、世界の頭脳を集めて、
日本の政治家が、とうてい解決できない難題の解決法を
提案してもらおうという企画になっているようです。
非常に面白そうですね!
これは見ないと損かもしれないです^^

あと、サンデル氏の講義のDVD-BOXも販売されていました!
こちらは、NHKでも放送された「白熱教室」という番組と、
昨年、東大の安田講堂で講義した「ハーバード白熱教室 in JAPAN」の
講義内容、スペシャルインタビューなど、サンデル氏講義が多数収録された7枚組になっているようです。

アマゾンで15,732円と高いですが、欲しいですね^^