2010年11月20日放送の『たけしの新・教育白書~「学び」って楽しいぞSP』。
宮根さんが士会で、ビートたけしさんや池上彰さん、
そしてノーベル化学賞を受賞した北海道大学の名誉教授の鈴木章先生が番組に参加していました。
まさに「学び」のスペシャリストと言った感じですね^^

最近、池上さんの番組が流行っていることからわかるように、
「学ぶ」ということが流行っているんですね^^

その背景には、今の日本の現状をなんとかしたいと言う思いや、
子供の頃、もっと学んでおけば良かったという後悔している人が多いということが挙げられます。

この番組では、どうやったら「学ぶ」ということを楽しいと子供たちに教えられるか?
という趣旨で放送されていました。
非常に学ぶことが多かったので、少しずつ紹介したいと思います。

今回は、非常にユニークな方法で小学生に算数を教えている「宮本算数教室」の紹介です。


宮本算数教室は大きな塾ではなく、生徒数20人の小さな教室です。
しかも、学力を問わずに先着順で入塾させているのに、
難関中学進学率77%にも達しているんです!

宮本算数教室はこちら

さぞやスパルタ教育をしているのか?と思ったら、
宿題は一切なし!生徒たちは夢中になって数独のようなパズルを解いているだけ!
子供たちはパズルが解けたら手を上げ、先生に見せてもらいます。
先生は、答えがあたっていたら「マル」、間違っていたら「バツ」
これしか言わないんです。教えないんですよ!
そして次々にパズルをさせていきます。

でもここに、どの教育にも通じる秘密があったんですね^^
それは、子供たちが、邪魔をされずに頭を使う環境を作ってあげるということ。

人間は本来学ぶ本能を持っているので、
子供たちは、そのような環境を与えさえすれば、自分で学んでいくんですね^^
解けた感覚を一度味わうと楽しくなって、次もやりたくなる。
そして、いつの間にか数字や"考える"ということにに強くなっているわけです。

宮本先生が言うには、
「最近は、先生も親もすぐに教えたがるが、押し付けると上手くいかない。
環境と材料だけを与えて放っておくのが一番伸びる」
とのこと。

以前、エチカの鏡で有名になった、幼児教育のヨコミネ式教育法の「ヨコミネ先生」も
同じようなことを言っておられました。
大人がすぐに手をさし出すべきではないと。

参考:ヨコミネ式教育でも、悔しがることを大切にしていた

教え方って気をつけなければなりませんね^^