子供とのコミュニケーション、大切にしていますか?^^
しかし、たとえ大切にしていても、
悪気はないけれども何気ない一言で子供を傷つけてしまうこともあります。
そんな"禁句"を自分で言っていないか、自分の言動に注意を払うことも大切ですね^^
では、どんなケースがNGとなるか、考えてみましょう。
今回は、子供が「塾にはもう行きたくない・・・」
と言いだした時の対応パターンです。
あなたの反応は、次の4つのうちどれが近いですか?
- 「屁理屈言うんじゃない!」
- 「じゃあ辞めれば?」
- 「お母さんみたいになっちゃうよ?」
- 「なぜ辞めたいの?」
ケースバイケースで色々あると思いますが、
大体上の4つのうちのどちらかの行動をとっているのではないでしょうか?
ぜひとってほしい行動は、4番です。
理由を聞くことで、塾に行きたくない本当の原因がわかります。
塾に行きたくない理由は、勉強が嫌だからとは限らないんですね。
もちろん、勉強そのものが嫌な場合もありますが、
友達と遊べないのが嫌な場合もありますし、
先生が嫌な場合、友達が嫌な場合もあります。
これらはきちんと話しを聞いてあげることで
子供の口から自然に出てきます。
その後にそれらの解決策を探るのが本当の意味での問題解決ですよね^^
ここで注意したいのは、大人がすぐに答えを与えないことです。
あせらずに寄り添ってあげれば、子供は自然に自分の答えを出します。
そうやっているうちに、問題解決の思考力も付いてきます。
ちなみに私も子供の頃、そろばん塾に通うのが嫌でした^^;
月~金まであって、学校から帰ってもそのまま友達と遊ぶことが出来なかったんですね。
なので親と話をして、月、木のみの"公文"に通いました。
そちらの方は長く続きましたよ^^
では次は、他の選択肢は何がいけないのか、
1つずつ見て行きましょう^^
1番に関しては、頭ごなしの否定ですね。
子供がせっかく話をしてきてくれているのに、頭ごなしで否定すると、
そのうち子供は問題を抱えていても相談してくれなくなります。
そうなると問題が大きくなって大変なことになるまで自分で抱え込んで悩むような人間になりかねません。
2番は「じゃあ辞めれば?」「もう知らないよ?」と、
感情的になるケースです。
こんな風に言う方は、「本当はきちんと続けて欲しい」という本心を持っているはずですよね^^
その思いは子供にも伝わっています。
しかし、言葉と態度が正反対なので、子供はどうしたらよいのか解らず、
宙ぶらりんの状態にされているんですね。
このケースで問題になるのは他人の顔色をうかがいながら判断する人間になりかねないということです。
3番は最も良くないケースです。
「お母さんのようになっちゃうよ!」もしくは「あの人みたいになっちゃうよ!」
という、親や他人を蔑むということを子供に教えてしまっているんです。
偏見で差別意識を持つ子供にはなってほしくないですよね^^;
コミュニケーションをするに当たって大切なのは聞くことです。
子供とのやり取りに限らず、大人同士でも当てはまります。
ぜひ、話を聞いてあげることを大切にして下さいね^^