2011年1月18日放送の「はなまるマーケット」の「はなまるカフェ 」に、
尾木ママが出演されていました。

尾木ママって、教育評論家だったんですね^^
現在は、法政大学キャリアデザイン学部というところで教授をしているそうです。

尾木ママがはなまるカフェで、子育て悩み相談をしていました。

出てきた問題は以下の3つ。

  • 叱る時はどうすればいい?
  • 勉強のやる気を出させる方法
  • 反抗期の接し方が分からない

尾木ママの回答を一つずつ紹介します。

叱るときはどうすればいい?

例えば、2人兄弟の子供達が喧嘩をしている時、
大抵は上のお兄ちゃんを叱ると思います。

「そのおもちゃ、○○ちゃんにも貸してあげなさい!」
「お兄ちゃんなんだから、面倒をちゃんとみなさい!」
「弟を叩いちゃダメ!」

など、そんな感じで、喧嘩している一部だけを見て
子供に怒ることってありませんか?^^;

それは明らかに良くない行為ですよね。
では、どうしたらよいか?というと、尾木ママが言うには、
「どうしたの?」と優しい口調で、まずは喧嘩の理由を聞くんだそうです。

きちんとした理由を言うこともあれば、言い訳を言うこともありますが、
どちらにしてもきちんと聞くことが大切です。

その辺はコーチングと一緒ですね^^

どんな理由であれ、頷きながらきちんと全てを聞いてあげるようにします。
そうすると、受け入れてもらえる安心感の中で、子供は素直になっていきます。
本当は自分が悪いという場合は、言い訳をいいながらも
心のどこかで反省するんですね^^

勉強のやる気を出させる方法は?

なかなか勉強をやろうとしない子っていますよね。
悪い点数をとったからといって、怒ると逆効果。
反省をする子は、怒られなくても自分でわかっているんですね^^;

こちらは褒めることが大切なんだそうです。

そういう子が例えばテストで5点しか取れなかった場合でも

「よく5点とれたね♪」

と、褒めるんだそうです。
そこで薬丸さんが、

「それで満足しちゃう子もいるんじゃないですか?」

と質問していましたが、尾木ママは、

「人間は本能でもっと良くしようとする力を持っているので、
次は15点、という風に頑張るんですよ。」

と言っていました。

「褒める」という行為は、専門家達の間でもいろいろと議論されています。
ヨコミネ式の横峯先生のように、「褒めて育てる必要はない」と言っておられる方もいます。

参考:WBSでYY塾の特集をやっていました!

実際、変に褒めすぎて、好き放題する子に育ってしまった方もいますからね^^;

育て方に正解はないですし、単に「褒めるがよい」、「褒めない方がよい」という、
100か0かの考え方ではないと思います。

何に対して意味付けをして褒めるのか?ということが決め手になってくるんだと思います。
子供の性質や、ケースバイケースで考える力がないといけませんね。

反抗期の接し方が分からない

反抗期は、子供が自立しようとしている時期。
自分がおかしなことをやっているということが分かりながらも、
反抗するのが思春期なんですね^^

そんな時に親が意見しても、何かと理屈を立てて反抗してくるものです。
その時期になると、口もたつようになってきていますので、
親でもなかなか勝てないんです^^;

でも、言っても聞かないからといって、何も言わないのはよくないそうです。
おかしいことには、親としてきちんと意見しなければいけないんですね。
そうしないと、自制心が育たなくなってしまいます。

ではどのようにしたらよいのか?というと、尾木ママのアドバイスとしては、
「引き際」がキーポイントなんだとか。

おかしいことはきちんと指摘しておいて、長々と言い続けないということですね。
例えば、

「その征服、学校の指定の服と違うんじゃないの?」

と意見を言うと、子供は色々と言い訳や口答えをしますが、
いつ間でも言い続ける必要はないということです。

おかしなのは自分でもわかっているので、言ってすぐ引けばよいとのことでした。

尾木ママは、反抗期に関する子育て本も出しています^^

反抗期の子育てを楽しむ―尾木式教育法


尾木ママは教育に関する本をたくさん書かれていて、
新しく、1月22日に「子供が自立する学校」と、
2月4日に「尾木ママの叱らない子育て論」いう本を出すそうです。


興味のある方はご覧になってはいかがでしょうか?