2010年4月25日放送のエチカの鏡、姿勢がテーマでした。
昨日、ブレインジムに関して説明しましたが、TVを見てかなり勉強になりましたね^^
姿勢は仕事の効率、勉強の能率に関係しています。
そのことは昔から何となくわかっていましたが、脳科学的にも説明されているんですね^^
最近の研究では、うつ病は姿勢も関係しているのでは?という報告もされているようで、
姿勢が悪いと脳への血流量が悪くなり、やる気がなくなるんですね。
なので姿勢を正しくするのは大切!
アメリカやイギリスでは、教育の一環としてブレインジムを取り入れているほどです。
というわけで、今回はエチカの鏡でやっていた、体の歪みを治すストレッチと、ブレインジムのエクササイズを紹介します。
1.骨盤の左右の歪みを矯正するストレッチ
姿勢が悪ければ、骨盤に歪みが生じます。
体重がかかっている方の反対の腰を伸ばします。
手順はこの通りです。
- 左右の骨盤の位置を指で確認し、骨盤の位置が高い方の手を壁につける(ひじは曲げない)
- 位置が低い方の骨盤を手でしっかり掴んだまま身体を曲げ骨盤を壁側に押し込む(地面と平行に)
重い方の骨盤を押し込むということですね^^
これで体の側面が伸びます。
15~20秒続ければ、上がっていた骨盤が正しい位置になり左右のゆがみが矯正されます。
1日2回くらいやるとよいそうです。
2.骨盤の前後の歪みを矯正するストレッチ
リラックスした状態で壁に背をつけた時、頭が壁につかない人は猫背です。
正しい姿勢の人なら、きちんと頭がつくんですね^^
なので次は猫背を治す3つのストレッチです。
1.後ろで手を組み、下に引き下げる(胸の筋肉が伸びます)
これで胸の筋肉が伸ばされ、開きます。15~20秒くらい行います。
2.胸に手を当てて皮膚を固定し、首を後ろ、右、左に倒す
まずは正面のストレッチ。
首の前側の皮膚を両手で押さえて固定し、首を後ろに反らします。(15~20秒)
次に左手で右の鎖骨を押さえ、さらに上から右手で押さえます。
そして頭を左に倒して、さらに後ろに倒します。(15~20秒)
終わったら反対側も行います。
3.頭の後ろで手を組み、頭をぐっと引く
これをすることで、前に突き出てしまっていた顎が引きやすくなります。
猫背は脳に酸素を送っている頸動脈が軽く圧迫された状態なので、それを戻す効果があります。
次はブレインジムによるストレッチです。
グラビティグライダー(体の背面を軟らかくする運動)
この動きをすると、背中から足の裏の筋肉がゆるみ正しい姿勢がとれ、
体の前後の動きが軟らかくなります。
- 足を組み、体を曲げ、手を合わせ横8の字に回す
- 左右交互に30秒ずつおこなう
これによって、脳の血流量が増して、集中力が高まります。
グラウンダー(骨盤周りの筋肉をほぐす運動)
骨盤周りの筋肉を柔らかくして、腰の左右の動きを軟らかくし、
正しい姿勢が取れるようになります。
- 足を1mほどひらき、肩王のつま先を外に向ける
- 手を腰に当てゆっくり片足を体重に乗せる
- 30秒キープしたら逆も同じように行う
コツは、体重は真ん中に乗せ、深い呼吸でキープです。
顔は進行方向、(大腿)の内側が伸びる感じであれば正解です。
グラウンダーをすると呼吸が深くなり、集中力、理解力が高まり、脳の活性化に繋がります。
また、左右のひねりが悪いとウォーキングやダイエットの効果が悪いのですが、
この動きを毎日することで解消されるかもしれません^^
レイジーエイト(猫背を治す運動)
目と首の筋肉がゆるみ、猫背が修正されます。
- 親指を目の位置にあげる
- その指先を大きく横8の字を書くように動かす(噴水のように上に向けて)
- 指先を目でしっかり老い、左右交互に30秒ずつ行い、最後に両手を合わせて30秒行う
視野が広がり、距離感覚、図形認識、記憶力が向上するそうです。
以上が今回エチカの鏡で紹介されたストレッチです。
エクササイズはちゃんと習えばもっとたくさんあるようですが、
これだけでもかなり効果的ですね^^
骨盤や姿勢のことを考えるのは大切ですね。