漫画家の手塚治虫が開花した方法が、
「天才じゃなくても夢をつかめる10の法則」で紹介されていました。
その方法というのは、子供が夢中になることをどんどんやらせるということ。
手塚治虫が漫画で成功したのは、
子供の頃から漫画に触れていたからなんですよね^^
そして、ただ触れるだけでなく、親が漫画を教育に使っていたからです。
どのように教育に役立てていたのか、紹介しましょう。
漫画の読み聞かせが手塚治虫を育てた
絵本や童話を読み聞かせることはよくある話ですが、
「漫画を読み聞かせる」というのは珍しいですよね^^
実はこれ、手塚治虫の母親が、手塚治虫が幼い頃にやっていたそうなんです。
当時、漫画は低俗な読み物とされていて、教育上悪影響と言われていた頃。
でも、読み聞かせるほど積極的に使っていたんですね。
しかも、ただ読み聞かせるのではなく、
キャラクターによってセリフの声色を変えていたそうです。
そのことは、手塚治虫の著書、ぼくのマンガ人生 (岩波新書)にも書かれています。
ワクワクしたり、感動して泣いたりしたそうですよ^^
母親の読み聞かせをベースに、手塚少年は漫画が好きになり、
次第に自分で漫画を描くようになり、漫画家の人生を歩むようになったんですね^^
実はこの方法、脳にも大きな影響を与えているんだそうです。
感情を伴っているかどうかが大切
このように、感情を伴った読み聞かせをすることは、
子供の脳は想像力を働かせるので、想像力豊かに育つんですね。
ここで大切なのは、漫画を読み聞かせることではありません。
子供に感情が伴っているかどうか?ということです。
感情を伴っている状態は、自然に頭の中で想像している状態だということ。
つまり、想像力を養っているわけです。
必ずしも漫画である必要はありません。
子供が感情的になるものなら、何でも良いのです。
では、そういうものをどうやって見つけるか?
それは、子供が夢中になっていることを見つけるということです。
夢中になっているものほど感情が伴いやすいですからね^^
親はそれを応援してあげればよいのです。
先ほども言った通り、当時は漫画が低俗とされていた時代。
そういうものでも子供が好きだったものを積極的に与えたからこそ才能が開花して、
後に漫画は「文化」と呼べるものになったわけです。
夢中になる事が才能を伸ばし、自分に自信が持てるようになります。
どんなことでも、「役に立たない」と決めつけずにやらせてあげることは大切ですね^^
まとめ
- 子供が夢中になることは、どんなことでもやらせてあげよう。
- 感情を伴った頭の使い方をするよう、フォローしてあげよう