私は、小学1年生になる甥っ子に図鑑をプレゼントしましたが、選ぶ時あれこれ迷いました。
結果的に喜んでもらえて、自分で調べるということを楽しんでもらっているようです。
子供に図鑑をプレゼントする場合、興味を持ってもらえるかどうか、難しいですよね^^
実は図鑑選びにはポイントがあるんです。
本屋さんにこんなパンフレットがありました。
Z会の図鑑エキスパートが、図鑑の選び方、活用方法を紹介する冊子です。
フリーのパンフレットですが、「なるほど」と思えるヒントがたくさん載っていました^^
Z会は受験だけでなく、幼児教育にも力を入れていますし、さすがですね♪
⇒東大合格者の幼児期の環境 3つの共通点
図鑑があれば、わからないことは図鑑で調べる、という手段を与えることができますし、慣れれば分からないことは自分で調べるという力がつきます。
さらに、ページを開いていく度に新しい動物、植物に出会いがあって、楽しみながら知識をつけていくこともできます^^
ネットで調べると簡単に答えが出てくるかもしれませんが、それでは得られない魅力があるのが図鑑です。
うまく活用するにはどうしたら良いか?Q&A形式で載っていました。
図鑑選びでいちばん重要なポイントは?
【Z会図鑑エキスパートの答え】
お子様の興味に合ったものを選ぶことが大切です。
あまり興味を示さない分野では、とくに写真の図鑑のほうが興味を持ちやすいでしょう。
図鑑には種類がたくさんあります。
「昆虫」「動物」「宇宙」というテーマ系のもの、そして視点を変えて「水辺の生き物」のように場所ごとに分類されているシーン系のものなどもあります。
選べるものが豊富なのはありがたいのですが、迷いの元になっていますよね^^;
一番大切なのは、
「子供の興味にあったものを選ぶこと」
とのこと。
なので、もしお子さんが昆虫に興味を持っていたとしたら、迷わず昆虫図鑑を買ってあげると良いでしょう。
親が昆虫が嫌いだからといって「植物図鑑」を買ってあげるよりも、興味のあるものを与えることで「図鑑の使い方」や「分からない時は自分で調べる」という力がつきやすくなります。
図鑑で得られるものは知識だけではありませんからね^^
「昆虫」が好きな子で、中でもクワガタが好きならクワガタの飼い方図鑑など、1種類にフォーカスしたものを選んであげてもよいでしょう。
学校生活に活かせる図鑑は?
【Z会図鑑エキスパートの答え】
「生活」や「季節」など、身近なものに密着した図鑑で、幅広い知識を得ながら図鑑に親しむ入口を。
図鑑によくあるのは理科で役立つテーマのものですが、理科が始まるのは小学3年生から。
なので小学1・2年生の子は植物や動物の図鑑に興味を示さないこともあります。
そんな時に、季節や生活をテーマにしたものなら絵本のように楽しく読めます。
最近の図鑑の傾向として、このように身近なものをテーマにしたものが出てきているんです。
くふうの図鑑 楽しく遊ぶ学ぶ かず・かたちの図鑑 (小学館の子ども図鑑プレNEO)
こういう図鑑は、小学1・2年生の「生活科」に繋がります^^
子供に興味を持ってもらうためには?
【Z会図鑑エキスパートの答え】
お子様の疑問を受け止めて、まずは「図鑑があるよ」と一緒に調べていくと良いでしょう。
一番大切なのは、お子様が調べるペースに合わせてあげるということです。
まず、「疑問が出たら図鑑で調べる」、という「図鑑の使い方」を教えてあげることも必要だと思います。
そのためには、まずリビングなどの家族が手に取りやすい場所に置いておくと良いでしょう。
そして、お子様の疑問に対し、「図鑑で調べてみよう!」と一緒に調べることで、こんな時に図鑑を使うのだということを教えていくことができます。
そうすれば、そのうち自分から図鑑を開くようになるでしょう。
その際、気をつけたいのは、お子様のペースに合わせてあげるということ。
子供は、たまたま開いたページに「何これ?」と興味を持つことがあるかもしれません。
そんな時
「そこは関係ないから・・・」
と、すぐに目的のページに行こうとせず、子供が納得のいくままに寄り道させてあげましょう。
大人には時間の無駄に思えても、子供はパラパラとめくるだけで周辺知識を身につけていきます。
このような回り道があることで、理科が好きになっていくのです。
逆に、せっかく興味を持ったのにそれを遮断されると、そのうち興味を失います。
学習に図鑑を活かすためには?
【Z会図鑑エキスパートの答え】
初めから学習という意識ではなく、まずは「身近なものを調べてみる」という気持ちで使ってみると良いでしょう。
図鑑の良いところは、写真やイラストが豊富できれいだったり、面白かったりして、次の疑問にどんどん広がっていくところです。
楽しみながら使えるので、上手に使えば調べることが習慣化していきます。
この、調べることの習慣化が大事なのです。
なので、まずは身近なことから発見を作り、楽しみに変えていくことを優先すればよいですね^^
図鑑で色々なものに興味をもち、「なぜ?」を自分で調べて解決するようになると、理科の世界が面白くなります。
ぜひ有効活用したいですね^^