入園・入学、進級・進学のお祝い、今年贈ろうと思っている方もいると思います。
どういう贈物を考えていますか?

私も今年、甥っ子が小学校1年生になるのですが、私の場合は図鑑を考えています。
子供がふと疑問に思った時、図鑑で調べることができれば、調べることの大切さに気付きます。
そして疑問が解決していく度に知識を広げる楽しさがわかり、わからないことは自分で調べるという習慣づけに役立ちます。

大人になっても役に立つスキルですね^^
ただ、

「何の図鑑をあげたら良いかわからない・・・」

ということもありますよね^^
そして、あげたところで本棚に眠ってしまわないかなどの心配もあります^^;

でも、最近は出版不況の中、図鑑は絶好調なんです^^

そもそも図鑑と言えば、「昆虫」や「植物」など、ジャンル別に一つのテーマを掘り下げるものばかりでしたが、ここ数年は色んな切り口・テーマを設けた新型の図鑑も出ていることから人気になっているんですね。
大人もはまる図鑑が出ているので、子供とコミュニケーションをとりながら楽しめるものも出ています。

つまり、喜ばれる図鑑が増えているんです^^

そこで、どんな図鑑がでているのか紹介しようと思います。

図鑑に「実感」をプラスした図鑑

小学館の定番となっている学習図鑑に『図鑑NEO』というシリーズがあります。
「宇宙」「動物」「昆虫」「植物」「魚」といった、1つのテーマを深く掘り下げているシリーズです。

まさに定番ともいえる図鑑ですが、それに「実感」をプラスして、考える力が育つように工夫された『図鑑NEO+ぷらす』というシリーズがあります。
その代表的な図鑑が「比べる図鑑」ですね^^

「比べる図鑑」は、新しい切り口のテーマを設けた図鑑の先駆けとなった図鑑です。
2009年に登場して以来、ロングセラーとなっています。

「一番大きな動物は?」「いちばん速い乗り物は?」といったことを直感的に物の大きさがわかる仕組みになっていて、比べることで発見を増やしていきます。
象とクジラの大きさを比べたりなど、子供もよく知ってるものだけど現実には並べて比べられないものを比較したりして、違いを実感したり色々な切り口で観察する力を高めます。

また、比べる図鑑の第二弾として「もっと比べる図鑑」というのも出ています。

こちらはさらにジャンルの違いを超え、もう1歩ふみこんで新しい視点でくらべる図鑑です。
2冊とも子供心に火をつける図鑑間違いなしですね^^

子供が不思議に思うことをまとめた図鑑

子供は素朴な「なぜ?」といった疑問をもっています。
そんな、子供が不思議に思うことをまとめた図鑑が「なぜ?の図鑑」です。

「なぜホタルは光るの?」
「なぜ花にはいろいろな色があるの?」
「なぜ、雨がふるの?」
「なぜ、ウサギの耳は長いの?」

といった、大人が子供に聞かれても答えに詰まりそうなことが分かりやすく解説された図鑑です。
大人も興味をくすぐられますね^^

私は甥っ子に、色々なものに「なぜ?」という疑問を持つようになってもらいたいので、この図鑑にしようと思っています^^

そして、同じシリーズで、発売されたばかりの「くふうの図鑑」というものもあります。

「風呂敷のかた結びを簡単にほどく方法」
「ケーキなどを均等に分ける方法」

といった、生活で役立つ工夫を収録した図鑑です。
CMの動画もありました♪

困った時にも慌てず工夫することを考える力が身に付きそうですね^^
工夫する力は生きる力に繋がります♪

見るだけじゃない!体験できる図鑑

今までは、「図鑑は見て学ぶもの、調べるもの」という位置付けでした。
そこに、「興味を持って何事も経験してもらう」という新しいコンセプトの図鑑が出てきました。

それが「触れる図鑑シリーズ」です。

例えば上の図鑑は化石発掘を体験できる図鑑で、単に化石が入っているだけでなく、実際に発掘するセットと一緒に石が入っているんです♪
何の化石が出てくるかは削ってからのお楽しみ^^

こういうことを実体験する機会はなかなかないですし、体験を通して得た学びは記憶に残ります。

触れる図鑑シリーズは、今までにも「原石磨き」や「クワガタ採集」などが出ていて、2013年に出た最新号のvol6は、世界一の滞空時間が体験できる紙ヒコーキが体験できます。

たかが紙ヒコーキですが、折り方を工夫することで滞空時間が長くなるという研究を体験すれば、後々理科系に強くなるかもしれませんね^^

中学校の入学祝に、元素図鑑

中学、高校の時にこういうものがあったら良かったなあと、個人的に思っているのがこの図鑑です^^

元素記号って、中学の時に初めて習うのですが、実際それが何なのかよくわからないまま暗記しているんですよね^^
ただの暗記ほどつまらないものはありません。

でも、この図鑑は元素の性質、用途、発見のエピソード、応用製品の代表例などが掲載されています。

「こんなところに使われているのか~」

と、元素が身近に感じられれば、化学に興味が出ること間違いなしですね^^

小さな頃から自分で調べる習慣をつける図鑑

3、4歳くらいの、幼稚園入園前の子には、「くらべる図鑑」のようなものに興味を持つにはまだ早いかもしれませんね^^
そのような子には、アンパンマン大図鑑のようなものも良いかもしれません。

アンパンマンに登場する2000を超えるキャラクターが収録された図鑑で、図鑑に馴染む「図鑑入門」として使えます。

「アンパンマンのお友達はどれかな?」
「今日出てきた○○マンはどんなことができるのかな?」

と、親子で楽しみながら図鑑にふれることで、小さい子なりにもわからないことを調べるという習慣がつきます。

もう少し大きくなった時に、ちょっと難しめな「昆虫図鑑」や「植物図鑑」を与えても抵抗なく使いこなせるようになるのではないでしょうか?

図鑑をプレゼントとしてあげる場合の注意点

最近の図鑑は、子供が興味もちそうなものが増えてきましたが、自分が"親"じゃなく、プレゼントとしてあげる場合は、色々と気をつけたいところです。

これだけ楽しめる図鑑が増えても、本当に楽しめるかどうかは結局のところ好みの問題です。
好みに合わなければ、図鑑は本棚にしまわれたままになりますし、ありがた迷惑にもなりかねません^^;

「かさばって邪魔」

なんて思われてたら悲しいですよね><

ただ、図鑑は親子で一緒に楽しみながら使うと、子供も興味を持って1人でも使うようになるのも事実です。
そういうことをしてくれそうな家庭なら、どんな図鑑でもプレゼントすると喜ばれると思いますが、そうでない場合は慎重に考えた方がよいでしょうね。

また逆に、プレゼント先のお子さんに気に入ってもらえそうな場合でも注意したいことがあります。
それは、図鑑がシリーズになっている場合です。

シリーズの1つだけをプレゼントすると、残りの巻を揃えたがる子もいます。
そういう時に喜んで与える親であれば良いのですが、それが難しい家庭もありますので、その辺は考えて贈った方が良いですね。


ここで紹介した図鑑以外にもまだまだ面白い図鑑はたくさんあります。
amazonの売れ筋図鑑ランキングなどもありますので、参考にしてみて下さい^^